2022年6月に改正航空法が施行され、ドローン(無人航空機)に関するルールが大幅に変わりました。機体登録の義務化・操縦ライセンス制度の新設・レベル4飛行の解禁など、ドローンを飛ばすすべての人に影響する重要な改正です。
改正の主なポイント
① 機体登録の義務化(2022年6月〜)
100g以上のドローン・ラジコン機はすべて国土交通省への機体登録が義務になりました。
- 対象:最大離陸重量100g以上の無人航空機
- 登録方法:DIPS2.0(オンライン)または書面
- 有効期間:3年間(更新制)
- 機体への登録記号の表示が必要
② 操縦ライセンス制度の新設(2022年12月〜)
国家資格として一等・二等無人航空機操縦士が新設されました。ただし資格は必須ではなく、無資格でも従来どおり飛行は可能です。
資格取得のメリット:一等資格取得者はレベル4飛行(有人地帯での目視外飛行)が可能になります。
③ レベル4飛行の解禁(2022年12月〜)
これまで禁止されていた有人地帯(第三者上空)での目視外自律飛行(レベル4)が、条件付きで可能になりました。
| 飛行レベル | 概要 |
|---|---|
| レベル1 | 無人地帯での目視内手動飛行 |
| レベル2 | 無人地帯での目視内自律飛行 |
| レベル3 | 無人地帯での目視外飛行 |
| レベル4 | 有人地帯での目視外飛行(2022年解禁) |
④ 飛行計画の通報義務化
特定飛行(DID・夜間・目視外など)を行う場合、事前にDIPS2.0で飛行計画を通報する義務が生じました。
⑤ 飛行日誌の作成義務化
特定飛行を行う場合、飛行日誌を作成・保管する義務が生じました。飛行日時・場所・異常の有無などを記録します。
改正前後の比較
| 項目 | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 機体登録 | 任意 | 義務(100g以上) |
| 操縦資格 | なし | 国家資格制度新設 |
| 有人地帯目視外 | 原則禁止 | 条件付きで解禁 |
| 飛行計画通報 | 任意 | 特定飛行は義務 |
飛行前に必ず飛行予定地のDIDを確認しましょう
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