DIPS2.0(ドローン情報基盤システム)は、国土交通省が運営するドローンの機体登録・飛行申請・飛行計画通報を一括して行えるオンラインシステムです。2022年の航空法改正に伴い、旧DIPSから大幅にリニューアルされました。
DIPS2.0でできること
- 無人航空機の機体登録(義務)
- 飛行許可・承認申請
- 飛行計画の通報
- 操縦ライセンスの申請・管理
- 飛行日誌の記録
飛行申請が必要なケース
以下の条件に該当する飛行を行う場合、DIPS2.0で事前に申請が必要です。
- DID(人口集中地区)上空の飛行
- 空港周辺の飛行
- 地表・水面から150m以上の飛行
- 夜間飛行・目視外飛行
- イベント上空・危険物輸送・物件投下
DIPS2.0での申請手順
Step 1:アカウント登録
DIPS2.0(dips2.mlit.go.jp)にアクセスし、メールアドレスでアカウントを作成します。個人・法人どちらでも登録可能です。
Step 2:機体登録
飛行させる機体をシステムに登録します。機体のメーカー・型名・製造番号などを入力し、登録記号(JA番号)を取得します。機体への番号表示も義務です。
機体登録料:新規登録 900円、更新 890円(オンライン申請の場合)
Step 3:飛行許可申請の作成
「飛行許可・承認申請」メニューから申請を作成します。
- 飛行の形態を選択(DID・夜間・目視外など)
- 飛行場所・期間・目的を入力
- 使用機体・操縦者の情報を入力
- 安全対策(保険加入状況など)を入力
- 申請を提出
Step 4:審査・許可証の受領
申請後、通常10営業日程度で審査結果が通知されます(繁忙期はさらに時間がかかる場合あり)。
Step 5:飛行計画の通報
飛行前に飛行計画を通報します(特定飛行の場合は義務)。飛行日時・場所・経路などを登録します。
申請から許可まで最短でどのくらい?
| 申請種別 | 標準処理期間 |
|---|---|
| 包括申請(よく使うパターンをまとめて申請) | 約10営業日 |
| 個別申請(1回1回の飛行ごとに申請) | 約10営業日 |
ポイント:年間を通じて定期的に飛行する場合は「包括申請」(最長1年間有効)がおすすめです。
申請前に飛行予定地のDIDを確認しておきましょう
DID判定ツールを使う